マイクラで世界一危険だと言われている2b2tサーバーは本当に世界一なのか検証しました pic.twitter.com/gI7pDYnrAu
— ひよこまめ (@hiyokomame0144) February 12, 2025
マインクラフトのアナーキーサーバー「マイクラ2b2t」は、ルールが存在しない過酷なサバイバル環境が特徴です。2010年に誕生し、数々の歴史的な出来事や勢力争いを経て、現在も多くのプレイヤーに挑戦と冒険の場を提供しています。
本記事では、2b2tの歴史と世界観の変遷を詳しく解説し、アナーキーサーバーの特徴と通常サーバーとの違いを比較します。また、2b2t日本サーバー(2b2t.jp)の特色や、統合版とJava版の違いについても詳しく説明します。
さらに、マイクラ2b2tで生き抜くための実践ガイドとして、初心者向けの接続方法や、拠点の構築・隠し方、サバイバルに必須のチート対策や防衛戦略を紹介。主要クランと勢力図の現状にも触れ、最新の勢力争いについても解説します。
最後に、長期プレイヤーとして生き残るためのコミュニティ参加術も紹介し、2b2tの世界でどのように適応し、成長していくかを詳しく解説します。マイクラ2b2tの魅力と攻略法を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
- マイクラ2b2tの歴史や特徴
- アナーキーサーバーと通常サーバーの違い
- 2b2tで生き抜くためのサバイバル戦略
- 主要クランや勢力図の現状
マイクラ 2b2tとは?世界最古のアナーキーサーバーの魅力
- 2b2tの歴史と世界観の変遷
- アナーキーサーバーの特徴と通常サーバーとの違い
- 2b2t日本サーバー(2b2t.jp)の特色
- 2b2t統合版とJava版の比較
- 主要クランと勢力図の現状
2b2tの歴史と世界観の変遷

2b2t(2builders2tools)は、2010年12月に誕生した世界最古のマインクラフトアナーキーサーバーです。創設者は「Hausemaster」と呼ばれる匿名の人物で、当初は普通のマインクラフトサーバーとして始まりました。しかし、「どれだけの破壊が可能か見てみよう」という考えから、ルールを撤廃し、4chan、Reddit、Facepunchなどのフォーラムで宣伝を始めたことで人気を博しました。
サーバー初期は4chanユーザーが支配していましたが、2011年4月頃にFacepunchユーザーが「Facepunch Republic」という平和的な勢力を形成し、一時的に主導権を握りました。その後、「Valkyria」と呼ばれるグループが台頭し、スポーン地点の支配を目指しましたが、拠点が襲撃されるなど盛衰を繰り返しました。
2016年6月1日、YouTuberの「TheCampingRusher」が2b2tでのプレイ動画を投稿したことで、サーバーは大きな転機を迎えます。この動画は400万回以上再生され、新規プレイヤー「Rushers」が大量に流入。これに対抗するため、古参プレイヤーは「Veterans」として団結し、スポーン地点を徹底的に破壊するなど新規排除に動きました。この「Rusher War」はサーバーの歴史における重要な出来事となっています。
2021年には「Nocom」と呼ばれる重大な脆弱性が発覚し、約15,000もの拠点が発見・襲撃されるという事態が発生。2023年8月には、長らく1.12で運営されていたサーバーが1.19にアップデートされましたが、地形リセットやアイテム経済の変更に対するコミュニティの反発を受け、一時的に1.12に戻すという騒動も起きました。
現在、2b2tのワールドサイズは60テラバイトを超え、78万人以上のプレイヤーが訪れた壮大な歴史書となっています。破壊と創造が繰り返される混沌とした世界観は、マインクラフトの中でも唯一無二の存在として多くのプレイヤーを魅了し続けているのです。
アナーキーサーバーの特徴と通常サーバーとの違い

アナーキーサーバーは、マインクラフトの世界でも特異な存在です。その最大の特徴は「ルールがほとんど、あるいは全く存在しない」という点にあります。通常のマインクラフトサーバーでは、建築物の保護やプレイヤー間の争いを制限するルールが設けられていますが、アナーキーサーバーではそうした制約がありません。
通常サーバーとアナーキーサーバーの主な違いは以下の通りです
特徴 | 通常サーバー | アナーキーサーバー |
---|---|---|
ルール | 明確なルールあり | ほぼ無制限 |
管理者の介入 | 頻繁(トラブル解決、ルール違反者の処罰) | 最小限(ゲーム破壊バグの修正のみ) |
グリーフィング(破壊行為) | 禁止 | 許可 |
チート・ハック | 禁止 | 黙認 |
PvP(プレイヤー間戦闘) | 制限あり | 常時有効 |
マップリセット | 定期的に実施 | ほとんど実施せず |
スポーン地点 | 保護されている | 完全に荒廃 |
アナーキーサーバーでは、他プレイヤーの建築物を破壊する「グリーフィング」が日常的に行われ、改造クライアントを使用した「ハッキング」も一般的です。このような環境では、生存するためには常に警戒を怠らず、強力な生存スキルが求められます。
一見すると無秩序に思えるアナーキーサーバーですが、長い歴史と豊かな文化を持っていることが多いのも特徴です。プレイヤーたちはクランや同盟を形成し、独自のコミュニティを築いています。また、マップがほとんどリセットされないため、サーバー上の建築や破壊の歴史がそのまま残り、探索する楽しみもあります。
ただし、スポーン地点周辺は通常完全に破壊されているため、新規プレイヤーは資源や安全な場所を見つけるために長距離の移動を強いられることになります。このような過酷な環境が、アナーキーサーバーならではの挑戦と冒険の魅力を生み出しているのです。
2b2t日本サーバー(2b2t.jp)の特色

2b2t.jpは、本家2b2t.orgの日本版として2021年初頭に公開されたマインクラフトJAVA版のアナーキーサーバーです。本家と同様に「ルールが一切ない」という特徴を持ちながらも、日本のプレイヤー向けに最適化された環境を提供しています。
最大の特色は、サーバーが日本に設置されていることによる低遅延プレイが可能な点です。本家2b2tは海外にサーバーがあるため、日本からのアクセスではどうしても遅延(ラグ)が発生しますが、2b2t.jpならば快適にプレイできます。また、本家2b2tほどプレイヤー数が多くないため、サーバー参加のための待機時間(キュー)も比較的短いのが魅力です。
2b2t.jpでは、プレイヤーの安全性にも一定の配慮がなされています。例えば、特定のプレイヤーのメッセージや特定の単語を含むメッセージを非表示にできる機能が実装されています。これは以下のコマンドで利用可能です
/ignore - 指定プレイヤーのメッセージを非表示
/ignoreword - 指定単語を含むメッセージを非表示
/ignore list - 非表示設定中のプレイヤー一覧表示
/ignoreword list - 非表示設定中の単語一覧表示
ただし、本家同様にルールがないため、チャットでの暴言や危険なリンクの共有などのリスクは存在します。安全に楽しむためには、チャットで送られてくるリンクは開かない、執拗に絡んでくるプレイヤーはブロックする、信頼性の確認されたチートクライアントのみを使用するなどの自衛策が必要となります。
サーバーへの接続は非常に簡単で、マインクラフトJAVA版(バージョン1.12.2以降)からサーバーアドレス「2b2t.jp」を入力するだけです。ただし、DDoS攻撃などでアクセスできない場合は、公式Discordサーバーで公開されている代替アドレスを使用することもあります。
2b2t.jpは、本家の歴史ほど長くはありませんが、日本のマインクラフトコミュニティの中で独自の文化を形成しつつあります。アナーキーサーバーの混沌とした魅力を、より身近に体験できる場として人気を集めているのです。
2b2t統合版とJava版の比較

2b2tを語る上で重要なのが、プラットフォームの違いによる体験の差異です。マインクラフトには大きく分けて「Java版」と「統合版(Bedrock Edition)」の2種類が存在し、2b2tサーバーもそれぞれに対応したバージョンがあります。
まず、本家の2b2t.orgはJava版専用のサーバーとして運営されています。Java版は2009年に登場した原初のマインクラフトで、PC(デスクトップやラップトップ)でのプレイに最適化されています。一方、統合版は2011年に登場し、Xbox、PlayStation、モバイル端末、そして最近ではWindows 10でもプレイ可能となっています。
両者の主な違いは以下の通りです
特徴 | Java版 | 統合版(Bedrock) |
---|---|---|
プラットフォーム | PC専用 | コンソール、モバイル、Windows 10 |
サーバー接続 | Java版サーバーのみ | 統合版サーバーのみ |
MOD・プラグイン | 豊富に存在 | ほぼ不可能 |
クロスプラットフォーム | 不可 | 可能 |
ゲームモード | すべて利用可能 | ハードコア・スペクテイターモード非対応 |
安定性 | 比較的低い | 高い |
カスタマイズ性 | 非常に高い | 限定的 |
2b2tの本来の体験を求めるなら、断然Java版がおすすめです。本家2b2t.orgや日本版の2b2t.jpもJava版で運営されており、豊富なMODやハッククライアントを利用できるため、アナーキーサーバーでの生存に必要なツールを揃えることができます。特に2b2tでは、Impact、Wurst、Vapeなどの比較的安全性が確認されているクライアントが人気です。
統合版の2b2tサーバーも存在しますが、MODが使用できないため、純粋なバニラ体験となります。これはある意味公平ではありますが、本家2b2tの文化とは大きく異なる点に注意が必要です。また、統合版は操作性が異なり、レッドストーン回路の挙動なども微妙に違うため、Java版に慣れたプレイヤーは違和感を覚えるかもしれません。
総合的に見て、本格的な2b2t体験を求めるならJava版を選ぶことをお勧めします。カスタマイズ性の高さと豊富なコミュニティリソースが、アナーキーサーバーでの冒険をより深いものにしてくれるでしょう。
主要クランと勢力図の現状

2b2tの世界では、様々なクランや勢力が台頭しては消えていく歴史が繰り広げられてきました。2025年3月現在の勢力図は流動的ですが、いくつかの主要クランと歴史的に重要な勢力について紹介します。
歴史的に重要な勢力としては、サーバー初期に台頭した「Facepunch Republic」があります。4chanユーザーが支配していた混沌とした環境に対抗し、一時期サーバーを平和的に統治しました。その後、「Valkyria」が台頭し、スポーン地点の支配を目指して活動。彼らの拠点「Asgard」シリーズは何度も襲撃され再建されるという歴史を持ちます。
2016年の「Rusher War」では、古参プレイヤーによる「Veterans」が結成され、新規流入に対抗しました。この時期に「The Vortex Coalition」も台頭し、その後長期にわたって影響力を持つクランとなりました。
他にも「Infinity Incursion」「Nerds Inc」「Imperium」「Team Inferno」などの勢力が歴史に名を残しています。特に「Nerds Inc」は2021年の「Nocom」と呼ばれる脆弱性を利用して多くの拠点を発見・襲撃したことで知られています。
現在の2b2tでは、これらの歴史的クランの影響力は変化しており、新たな勢力も台頭しています。勢力間の関係は常に変動し、同盟や裏切り、戦争が繰り広げられています。スポーン地点付近は依然として危険地帯であり、新規プレイヤーは生き残るために遠方への移動を余儀なくされます。
2b2tの魅力は、こうした勢力図が公式に定められたものではなく、プレイヤー同士の相互作用によって自然に形成される点にあります。誰でも新たなクランを結成し、歴史に名を刻むチャンスがあるのです。ただし、2b2tの世界では信頼関係の構築が難しく、裏切りも日常茶飯事。真の同盟者を見つけることが、長期的な生存と繁栄の鍵となるでしょう。
日本版の2b2t.jpにも独自の勢力図が形成されつつありますが、本家ほどの歴史の厚みはまだありません。しかし、日本語圏のプレイヤーが中心となることで、独自の文化や勢力関係が育まれていくことでしょう。
マイクラ 2b2tで生き抜くための実践ガイド
- 初心者向け接続方法と最初の一歩
- 効果的な拠点構築と隠し方のテクニック
- サバイバルに必須のチート対策と活用法
- 荒らしから身を守る高度な防衛戦略
- 長期プレイヤーになるためのコミュニティ参加術
初心者向け接続方法と最初の一歩

2b2tの世界に足を踏み入れるには、まず正しい接続方法を知っておく必要があります。2b2tはJava版専用のサーバーなので、統合版では遊べないことに注意しましょう。接続するには、マインクラフトランチャーでバージョン1.12.2を選択し、マルチプレイ画面からサーバーアドレス「2b2t.org」を追加するだけ。日本版なら「2b2t.jp」を入力します。
接続すると最初に目にするのは待機キューです。これは自分の前に並んでいるプレイヤーの数を示しており、0になるまでサーバーに入れません。本家2b2tは非常に人気があるため、待ち時間が数時間に及ぶこともあります。日本版の2b2t.jpなら比較的短時間で入れるでしょう。
サーバーに入ったら、最初にすべきことはスポーン地点から脱出すること。スポーン周辺は完全に荒廃しており、資源はおろか生き残ることすら困難です。まずは方角をランダムに選び、ひたすら歩き続けましょう。少なくとも3,000ブロック以上離れないと、まともな資源を見つけるのは難しいでしょう。
移動中は常に警戒を怠らないこと。他プレイヤーに遭遇したら、基本的に敵と考えて距離を取りましょう。チャットで送られてくるリンクは絶対に開かないこと。これはコンピューターウイルスや個人情報を狙った罠の可能性があります。
最初の食料確保も重要なポイントです。スポーン地点から離れるにつれて、自然の植生が現れ始めます。木を見つけたら即座に伐採し、クラフトテーブルを作りましょう。種を見つけたら小麦を育て、動物を見つけたら繁殖させることで、安定した食料源を確保できます。
2b2tの世界では、最初の数時間が最も過酷です。しかし、スポーン地点から脱出し、基本的な資源を確保できれば、あなたの冒険は本格的に始まります。忍耐強く、慎重に、そして何より警戒心を持って行動しましょう。
効果的な拠点構築と隠し方のテクニック

2b2tでの拠点構築は通常のマインクラフトとは根本的に異なります。ここでは「見つからないこと」が最も重要です。理想的な拠点の場所は、スポーン地点から少なくとも10万ブロック以上離れた地点。主要な道路や座標軸(X=0やZ=0など)からも離れていることが望ましいでしょう。
拠点の隠し方には様々なテクニックがあります。地下深くに拠点を作る方法は最も基本的ですが、洞窟を利用する場合は既存の洞窟ではなく、自分で掘った場所を選びましょう。既存の洞窟は探検されやすいからです。入口は自然に見えるように工夫し、階段ではなくラダーを使うと足跡が残りにくくなります。
海底拠点も効果的です。海の底に拠点を作り、入口は海底の砂や砂利で完全に隠します。水中呼吸や水中採掘のエンチャントがあると作業がしやすくなるでしょう。
ネザーに拠点を作る方法も考えられます。ネザーは移動が早いため多くのプレイヤーが利用しますが、天井付近や溶岩の海の下など、通常アクセスしにくい場所を選べば発見されにくいでしょう。
拠点内部では、チェストを分散配置することをお勧めします。全ての貴重品を一箇所に置かず、複数の場所に分けて保管しましょう。万が一拠点が発見されても、全てを失うリスクを減らせます。
拠点タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
地下拠点 | 発見されにくい、資源採掘と並行可能 | 建設に時間がかかる、日光なし |
海底拠点 | 非常に発見されにくい | 建設が困難、水中呼吸が必要 |
ネザー拠点 | 移動が便利、資源が豊富 | 危険なモブが多い、火災リスク |
空中拠点 | 視界が良い、モブが少ない | 発見されやすい、落下の危険 |
最後に、拠点の座標は絶対に記録しておくこと。紙に書くか、ゲーム外のセキュアな場所に保存しましょう。チャットで共有したり、スクリーンショットに写り込ませたりしないよう細心の注意を払うことが大切です。2b2tの世界では、秘密こそが最大の防御なのだから。
サバイバルに必須のチート対策と活用法

2b2tの世界では、チートの使用が黙認されており、多くのプレイヤーがハッククライアントを利用しています。サバイバルするためには、これらのチートについて理解し、対策を講じる必要があるでしょう。
まず、2b2tで一般的に使用されているチートの種類を把握しておきましょう。移動系チートには、高速移動、飛行、壁抜け(PacketFly)などがあります。視覚系チートには、X線透視(Xray)、プレイヤーESP(壁越しにプレイヤーを視認)、フルブライト(暗所でも明るく表示)などが含まれます。戦闘系チートには、キルオーラ(自動攻撃)、クリスタルオーラ(エンドクリスタルを使った攻撃の自動化)、オートトーテム(自動的にトーテムを使用)などがあります。
これらのチートに対抗するためには、自分自身も安全性の確認されたハッククライアントを使用することを検討しましょう。Impact、Wurst、Vapeなどが比較的信頼性の高いクライアントとして知られています。ただし、ダウンロードは必ず公式サイトから行い、不審なリンクからのダウンロードは避けるべきです。
チートを使用する際の基本的な注意点として、サーバー管理者が検知できないよう設定を調整することが重要です。例えば、飛行やスピードハックは控えめに設定し、不自然な動きをしないよう心がけましょう。また、Xrayは鉱石を見つけるのに非常に有効ですが、壁の向こう側にあるプレイヤーの基地も見えてしまうため、他人のプライバシーを尊重する姿勢も大切です。
防衛面では、NoKnockback(ノックバック無効化)やAutoTotem(トーテム自動使用)が生存率を大幅に向上させます。また、AutoLog(危険を感知すると自動的にログアウト)機能も、予期せぬ攻撃から身を守るのに役立つでしょう。
チートを使わずにプレイすることも可能ですが、その場合は他プレイヤーとの接触を極力避け、目立たない場所に拠点を構えるなど、より慎重な行動が求められます。いずれにせよ、2b2tの世界では情報収集と適応力が生存の鍵となるのです。
荒らしから身を守る高度な防衛戦略

2b2tの世界では、荒らし行為は日常茶飯事。単なる「悪意ある行動」ではなく、サーバーの文化の一部と考えた方が良いでしょう。そんな環境で生き抜くには、高度な防衛戦略が不可欠です。
まず、拠点防衛の基本として「オブシディアン」の活用が挙げられます。TNTやエンドクリスタルによる爆発に耐えられる数少ない素材であり、拠点の核となる部分はオブシディアンで囲むことをお勧めします。さらに、拠点の周囲に複数の偽の防衛層を設けることで、侵入者を混乱させる効果もあります。
より高度な防衛策として、「トラップチェスト」の設置も効果的です。見た目は通常のチェストと同じですが、開けると接続された回路が作動し、TNTを起爆させたり、溶岩を流したりできます。侵入者に対する抑止力として機能するでしょう。
「ウィザー」を防衛に利用する方法も存在します。ウィザーはほとんどのブロックを破壊できますが、オブシディアンには効果がありません。そのため、オブシディアンの檻の中にウィザーを閉じ込め、侵入者が来たときに解放するという戦略も考えられます。ただし、制御を誤ると自分の拠点も破壊されるリスクがあるため、慎重に計画する必要があります。
エンドポータルを利用した防衛も強力です。エンドポータルフレームは破壊不可能なため、これを拠点の一部に組み込むことで、絶対に破られない壁を作れます。エンドポータル自体も侵入経路として利用でき、緊急脱出路としても機能します。
防衛の心理的側面も重要です。拠点の周囲に「すでに略奪された」ように見せかける工夫をすれば、荒らしプレイヤーの興味を引かない可能性があります。一見価値のないように見せつつ、本当の価値あるものは隠しておくという戦略です。
最後に、最も確実な防衛策は「バックアップ」です。重要なアイテムは複数の隠し場所に分散して保管し、拠点の座標も含めた重要情報は、ゲーム外の安全な場所に記録しておきましょう。2b2tの世界では、完璧な防衛は存在しないと心得ておくことが肝心です。
長期プレイヤーになるためのコミュニティ参加術

2b2tで長く生き残るためには、単独行動だけでなく、コミュニティとの関わり方を学ぶことも重要です。このアナーキーサーバーには、表面上は混沌としていますが、実は複雑な社会構造が存在しています。
まず、Discord、Reddit、YouTubeなどの外部プラットフォームを活用しましょう。2b2tには公式のDiscordサーバーがあり、最新情報や他プレイヤーとの交流の場となっています。日本版の2b2t.jpにも専用のDiscordがあり、日本語でコミュニケーションが取れるため、日本人プレイヤーには特におすすめです。
信頼できる仲間を見つけることは、長期プレイヤーへの第一歩です。ただし、2b2tでの信頼関係構築は慎重に行う必要があります。最初は小さな協力から始め、徐々に信頼関係を築いていくのが賢明でしょう。いきなり拠点の座標を教えたり、貴重なアイテムを預けたりするのは避けるべきです。
既存のクランや勢力に参加することも選択肢の一つです。クランに所属すれば、情報共有や資源の融通、共同防衛など様々なメリットがあります。ただし、クラン間の抗争に巻き込まれるリスクもあるため、参加する際はクランの評判や活動内容をよく調査しましょう。
2b2tの歴史や文化を学ぶことも、コミュニティ参加の重要な側面です。過去の大きな出来事(Rusher Warなど)や有名プレイヤーについて知ることで、会話に参加しやすくなります。YouTubeには2b2tの歴史を解説する動画も多数あり、学習リソースとして活用できます。
コミュニティ内での振る舞いも重要です。過度な自慢や挑発は避け、謙虚な姿勢を保ちましょう。また、初心者への適切なアドバイスや、コミュニティプロジェクトへの貢献は、あなたの評判を高める良い方法となります。
最後に、2b2tは単なるゲームを超えた文化的な側面を持っています。建築、歴史の記録、芸術作品の制作など、破壊だけでなく創造的な活動に参加することで、より深い2b2t体験が得られるでしょう。長期プレイヤーとして認められるためには、サーバーの文化に敬意を払い、独自の形で貢献していく姿勢が大切なのです。
総括:マイクラ 2b2tの歴史と魅力を徹底解説!最古のアナーキーサーバーとは?
この記事のまとめです。
- 2b2tは2010年に誕生した世界最古のアナーキーサーバー
- 創設者は「Hausemaster」とされ、運営の詳細は不明
- ルールが存在せず、チートやグリーフィングが黙認されている
- 2016年にYouTuberの影響で大量の新規プレイヤーが流入
- サーバーの歴史には「Rusher War」や「Nocom事件」などの出来事がある
- 2023年に1.19へアップデートされたが、反発を受け一時的に1.12に戻された
- サーバーのワールドサイズは60TBを超え、プレイヤー数は78万人以上
- 通常のマイクラサーバーとは異なり、スポーン地点が完全に荒廃している
- 2b2t.jpは日本向けの2b2tサーバーで、低遅延でプレイ可能
- Java版が主流であり、統合版では本家2b2tをプレイできない
- クランや勢力が頻繁に変動し、長期的な勢力争いが続いている
- 2b2tでは拠点の隠し方が重要で、発見されると即座に破壊される
- チートクライアントの使用が一般的であり、対策と活用が求められる
- 新規プレイヤーはスポーン地点から脱出することが最初の課題
- 長期的に生存するためには、信頼できる仲間やコミュニティへの参加が鍵となる