先日配信された統合版1.21.40より、effectコマンドの時間指定に「infinite」が追加されました!
— える@最新アプデ/エラー情報 (@eluguide) October 29, 2024
これによって、好きなエフェクト(暗視など)を無限に付与することができます☺
暗視の無限コマンドを実際に試してみました!
↓続きます↓#マイクラ #Minecraft pic.twitter.com/weixekWdsO
マイクラエフェクトコマンドを使えば、プレイヤーやMOBにさまざまな効果を付与できます。移動速度を上げたり、透明化したりと、ゲームプレイを自由にカスタマイズできる便利な機能です。
本記事では、エフェクトコマンドの基本知識から、統合版とJava版の違い、エフェクトの強さや効果時間の設定方法まで詳しく解説します。
さらに、1.21アップデートで追加された新エフェクトや、エフェクトを無限に付与する方法、不要なエフェクトを消去するコマンドについても紹介します。
また、エフェクト表示のモヤモヤを非表示にする設定や、コマンドブロックを活用したエフェクト自動化についても解説するので、サバイバルやクリエイティブでの活用方法が広がります。
マイクラエフェクトコマンドの使い方をマスターして、快適で楽しいゲームプレイを目指しましょう。
- マイクラエフェクトコマンドの基本的な使い方
- 統合版とJava版のエフェクトコマンドの違い
- エフェクトの強さや効果時間の設定方法
- エフェクトを付与・解除・自動化する方法
エフェクトコマンドの基本知識
- エフェクトコマンドの基本知識
- エフェクトコマンドの基本構文と書き方
- 統合版とJava版で異なるエフェクトID一覧
- エフェクトの強さと効果時間の設定方法
- 最新バージョン1.21で追加されたエフェクト
エフェクトコマンドの基本構文と書き方

マインクラフトのエフェクトコマンドは、プレイヤーやMOBに様々な効果を付与できる便利な機能です。初心者の方でも簡単に使えるよう、基本的な構文と使い方を解説していきましょう。
まず、Java版(バージョン1.13以降)とBedrock版(統合版)ではコマンドの書き方が少し異なります。
Java版(1.13以降)の基本構文
/effect give [秒数] [強さ] [パーティクル表示の有無]
統合版(Bedrock)の基本構文
/effect [秒数] [強さ] [パーティクル表示の有無]
対象には、自分自身を指定する場合は「@s」、最も近いプレイヤーなら「@p」、特定のプレイヤー名を直接入力することもできます。エフェクトIDには付与したい効果の名前を入れましょう。
例えば、自分に60秒間の移動速度上昇を付与したい場合、Java版では
/effect give @s speed 60
統合版では
/effect @s speed 60
と入力します。
エフェクトを解除したい場合は、Java版では /effect clear [エフェクト]
を使いますが、統合版では /effect clear
というコマンドを使います。また、牛乳を飲むことでもエフェクトを消すことが可能です。
コマンドブロックでエフェクトコマンドを使う際は注意が必要で、@sがコマンドブロック自体を指してしまうため、@pなど別のセレクターを使うといいでしょう。
統合版とJava版で異なるエフェクトID一覧

マインクラフトのエフェクトIDはJava版と統合版(Bedrock)で若干異なる部分があります。ゲームプレイの際に混乱しないよう、主要なエフェクトIDの違いを表にまとめました。
効果 | Java版ID | 統合版ID |
---|---|---|
移動速度上昇 | speed | speed |
移動速度低下 | slowness | slowness |
採掘速度上昇 | haste | haste |
採掘速度低下 | mining_fatigue | mining_fatigue |
攻撃力上昇 | strength | strength |
即時回復 | instant_health | instant_health |
即時ダメージ | instant_damage | instant_damage |
ジャンプ力上昇 | jump_boost | jump_boost |
吐き気 | nausea | nausea |
再生 | regeneration | regeneration |
耐性 | resistance | resistance |
火炎耐性 | fire_resistance | fire_resistance |
水中呼吸 | water_breathing | water_breathing |
透明化 | invisibility | invisibility |
暗視 | night_vision | night_vision |
空腹 | hunger | hunger |
弱体化 | weakness | weakness |
毒 | poison | poison |
ウィザー | wither | wither |
体力増強 | health_boost | health_boost |
吸収 | absorption | absorption |
満腹度回復 | saturation | saturation |
発光 | glowing | (統合版には無し) |
浮遊 | levitation | levitation |
幸運 | luck | (統合版には無し) |
不運 | unluck | (統合版には無し) |
緩落下 | slow_falling | slow_falling |
イルカの好意 | dolphins_grace | (統合版には無し) |
暗闇 | darkness | (統合版には無し) |
致命的な毒 | (Java版には無し) | fatal_poison |
特に注意したいのは、「発光」「幸運」「不運」「イルカの好意」「暗闇」などのエフェクトはJava版にしか存在せず、逆に「致命的な毒」は統合版特有のエフェクトだということです。
また、エフェクトIDは必ず小文字で入力する必要があり、大文字を使うとコマンドが機能しませんので気をつけましょう。
エフェクトの強さと効果時間の設定方法

エフェクトコマンドでは、効果の強さと持続時間を自由に設定できるのが魅力です。これらのパラメータを調整することで、ゲームプレイをより楽しくカスタマイズしましょう。
効果時間は秒単位で指定します。例えば「120」と入力すれば2分間エフェクトが持続します。最大値は非常に大きな数値まで設定可能ですが、Java版では1,000,000秒(約11.5日)が上限となっています。
統合版も同様に大きな値を設定できますが、実質的な上限は同じです。また、統合版では「infinite」というキーワードを使って無限時間のエフェクトを付与することもできます。
/effect infinite [強さ] [パーティクル表示の有無]
エフェクトの強さ(アンプリファイア)は、効果のレベルを表します。デフォルトは0ですが、1や2など高い値を設定することで効果を強化できます。例えば、移動速度上昇のレベル2を付与するコマンドはこのようになります
/effect give @s speed 120 2 (Java版)
/effect @s speed 120 2 (統合版)
強さの値によって効果が大きく変わるエフェクトもあります。例えば、跳躍力上昇を高レベル(5以上)に設定すると、信じられないほど高くジャンプできるようになります。ただし、あまりに高い値を設定すると予期せぬ結果になることもあるので注意が必要です。
最後のパラメータは「パーティクル表示の有無」で、trueを指定するとエフェクトのパーティクル(モヤモヤした効果)を非表示にできます。これは特に透明化を使う時に便利で、完全に姿を隠したい場合はこう入力します:
/effect give @s invisibility 300 0 true (Java版)
/effect @s invisibility 300 0 true (統合版)
これで5分間、パーティクル表示なしの透明化が適用されます。エフェクトの組み合わせを工夫すれば、アドベンチャーマップやミニゲームの作成にも役立つでしょう。
最新バージョン1.21で追加されたエフェクト

マインクラフト1.21アップデートでは、いくつかの新しいエフェクトが追加されました。これらは主にトライアルチャンバーという新しい構造物と関連しており、ゲームプレイに新たな戦略性をもたらします。
1. 虫食い(Infested)
このエフェクトが付与されたエンティティがダメージを受けると、10%の確率で1〜3匹のシルバーフィッシュが湧き出します。敵に付与すれば戦闘が複雑になり、戦略的な使い方が求められます。石とぎこちない水薬を醸造することで作成できるポーションもあります。
2. 滲出(Oozing)
このエフェクトを持つエンティティが倒されると、その場所に中サイズのスライムが2体出現します。スライム農場の作成に革命をもたらす可能性があるエフェクトです。スライムブロックとぎこちない水薬を醸造することで作れるポーションもあります。
3. 機織り(Weaving)
このエフェクトを持つエンティティが死亡すると、周囲にクモの巣を生成します。これにより、クモの巣が再生可能なリソースになり、糸の入手が格段に容易になります。クモの巣とぎこちない水薬を醸造することで作れるポーションもあります。
4. ウィンドチャージ(Wind Charged)
このエフェクトが付与されたエンティティが死亡すると、風のエネルギーが放出され、周囲のモブやプレイヤーを吹き飛ばします。群衆制御に使えるほか、高所から敵を落とすなど戦術的な使い方もできます。ブリーズの棒とぎこちない水薬を醸造することで作れるポーションもあります。
5. 不吉な凶兆(Bad Omen)とチャレンジの凶兆(Trial Omen)
1.21では既存の不吉な凶兆効果が改良され、村に入ると「襲撃の凶兆」に変化し、30秒後に襲撃が始まるようになりました。また、不吉な凶兆を持ったままトライアルチャンバーに入ると「チャレンジの凶兆」に変化し、より難しいチャレンジが発生しますが、その分良いアイテムが手に入る可能性も高まります。
これらの新エフェクトは、不吉な瓶というアイテムを使って自分に付与したり、特定の条件下でトライアルチャンバー内で発生したりします。新しいエフェクトを活用して、マインクラフトの冒険をさらに楽しんでみてはいかがでしょうか。
エフェクトコマンドの実践テクニック
- エフェクトを無限に付与する方法と注意点
- 不要なエフェクトを消去するコマンド
- エフェクト表示のモヤモヤを非表示にする設定
- コマンドブロックを活用したエフェクト自動化
エフェクトを無限に付与する方法と注意点

マインクラフトでエフェクトを無限に付与する方法は、バージョンによって少し異なります。Java版とBedrock版(統合版)それぞれの方法を見ていきましょう。
Java版では、非常に大きな数値を指定することで実質的に無限のエフェクトを付与できます。一般的には1,000,000秒(約11.5日)程度を指定すると、ほぼ永続的なエフェクトとして機能します。
/effect give @s night_vision 1000000
一方、Bedrock版ではより簡単に無限エフェクトを付与できます。「infinite」というキーワードを使用するだけで済みます。
/effect @s night_vision infinite
無限エフェクトを付与する際の注意点としては、サーバーやワールドの再起動時にエフェクトが消えてしまう可能性があることです。これを解決するには、後述するコマンドブロックを使ったシステムを構築するとよいでしょう。
また、複数の無限エフェクトを付与すると、画面上のアイコンが多くなりすぎて視認性が悪くなることがあります。特に重要なエフェクトだけを無限にして、それ以外は必要に応じて付与するという使い分けも検討してみてください。
無限エフェクトの活用例としては、暗視効果を常時付与して暗い場所での探索を容易にしたり、水中呼吸を無限に付与して海底探索を快適にしたりするなど、ゲームプレイの質を向上させる使い方が考えられます。ただし、ゲームバランスを崩しすぎないよう、適度な使用を心がけるとよいでしょう。
不要なエフェクトを消去するコマンド

マインクラフトで付与したエフェクトが不要になった場合、簡単に消去することができます。Java版とBedrock版(統合版)でコマンドの書き方が異なるので、それぞれの方法を解説します。
Java版でエフェクトを消去するコマンド
/effect clear [特定のエフェクト]
Bedrock版でエフェクトを消去するコマンド
/effect clear [特定のエフェクト]
対象には自分自身(@s)や特定のプレイヤー名、あるいは@aですべてのプレイヤーを指定できます。特定のエフェクトを指定しない場合は、すべてのエフェクトが消去されます。
例えば、自分自身の移動速度上昇効果だけを消去したい場合
Java版
/effect clear @s speed
Bedrock版
/effect @s clear speed
と入力します。
エフェクトを消去する別の方法として、牛乳を飲むという手段もあります。牛乳はほとんどのエフェクト(良い効果も悪い効果も)を消去できるアイテムで、コマンドを使わずにエフェクトを解除したい場合に便利です。ただし、牛乳では「不吉な予感」などの一部の特殊なエフェクトは消せないため、そのような場合はコマンドを使用する必要があります。
サバイバルモードでプレイ中に誤ってエフェクトを付与してしまった場合や、PvPなどで相手から付与された不利なエフェクトを素早く消したい場合など、エフェクト消去コマンドの知識は様々な場面で役立つでしょう。
エフェクト表示のモヤモヤを非表示にする設定

マインクラフトでエフェクトを付与すると、キャラクターの周りにモヤモヤとしたパーティクル(粒子効果)が表示されます。このパーティクル表示は見た目の演出として面白い一方で、透明化を使用する際などには邪魔になることもあります。そんな時に役立つのが、パーティクル表示をオフにする設定です。
エフェクトコマンドの最後のパラメータを使って、パーティクル表示の有無を制御できます。Java版とBedrock版(統合版)で書き方は同じです。
/effect give @s invisibility 300 0 true (Java版)
/effect @s invisibility 300 0 true (Bedrock版)
最後の「true」がパーティクル表示をオフにするパラメータです。「false」を指定するか、このパラメータを省略すると、通常通りパーティクルが表示されます。
この設定が特に有用なのは以下のようなケースです。
- 透明化エフェクトを使用する際:完全に姿を隠したい場合、モヤモヤしたパーティクルが位置を露呈してしまうため、非表示にすると効果的です。
- 複数のエフェクトを同時に使用する際:多くのエフェクトを付与すると画面が煩雑になるため、重要でないエフェクトのパーティクルを非表示にすると視認性が向上します。
- 映像制作やスクリーンショット撮影時:きれいな映像や画像を撮りたい場合、不要なパーティクル表示を消すことで見栄えが良くなります。
なお、このパラメータはエフェクトのステータスアイコン(画面右上に表示されるアイコン)には影響しません。アイコン自体を非表示にするには、ゲーム設定のUIオプションから調整する必要があります。
パーティクル表示の有無は、ゲームプレイに直接影響するものではありませんが、見た目や戦略面で大きな違いをもたらすことがあるため、状況に応じて適切に設定するとよいでしょう。
コマンドブロックを活用したエフェクト自動化

コマンドブロックを使えば、エフェクトコマンドを自動化して様々な便利なシステムを構築できます。コマンドブロックは、クリエイティブモードのインベントリか、「/give @s command_block」コマンドで入手可能です。
コマンドブロックには3種類あり、それぞれ異なる動作をします。
- 通常のコマンドブロック:レッドストーン信号を受けた時に1回だけコマンドを実行
- チェーンコマンドブロック:前のコマンドブロックが成功した場合に実行
- リピートコマンドブロック:レッドストーン信号を受けている間、繰り返しコマンドを実行
エフェクト自動化の基本的な設定方法は以下の通りです。
まず、リピートコマンドブロックを設置し、「常時実行」に設定します。このブロックにエフェクトコマンドを入力します。例えば、半径10ブロック以内のすべてのプレイヤーに暗視効果を付与するなら
effect give @a[distance=..10] night_vision 30 0 true
このシステムにより、指定範囲内にいるプレイヤーは常に暗視効果を持ち続けることができます。効果時間は30秒に設定していますが、コマンドブロックが20Hzで実行されるため、実質的に途切れることはありません。
より複雑なシステムとして、特定のエリアに入ったプレイヤーにだけエフェクトを付与する方法もあります。これには座標を指定したセレクターを使用します。
effect give @a[x=100,y=64,z=100,distance=..20] speed 10 1 true
このコマンドは、座標(100,64,100)を中心とした半径20ブロック以内のプレイヤーに移動速度上昇のエフェクトを付与します。
また、チェーンコマンドブロックを使って複数のエフェクトを連続して付与することも可能です。リピートコマンドブロックの後にチェーンコマンドブロックを接続し、それぞれ異なるエフェクトコマンドを入力すれば、一度に複数のエフェクトを付与できます。
コマンドブロックを活用することで、サバイバルモードでも継続的にエフェクトの恩恵を受けられるシステムを構築できるため、冒険マップやサーバーの作成に非常に役立ちます。
総括:マイクラ エフェクトコマンドの基本から応用まで!設定方法と最新情報
この記事のまとめです。
- エフェクトコマンドはプレイヤーやMOBに効果を付与するコマンド
- Java版と統合版(Bedrock)でコマンドの書き方が異なる
- Java版では
/effect give
、統合版では/effect
を使用する - エフェクトの効果時間と強さを数値で指定できる
- パーティクルの表示・非表示を設定可能
/effect clear
でエフェクトを解除できる(統合版は/effect clear
)- 牛乳を飲むことでほとんどのエフェクトを解除できる
- Java版のみ存在するエフェクト(発光・幸運など)がある
- 統合版のみ存在するエフェクト(致命的な毒など)がある
- 1.21アップデートで「虫食い」「滲出」など新エフェクトが追加
infinite
キーワードを使えば統合版で無限エフェクトが可能- コマンドブロックを活用するとエフェクトの自動付与が可能
@s
や@p
などのセレクターを使い対象を指定できる- 特定の座標範囲内のプレイヤーにエフェクトを付与できる
- サバイバルモードでもコマンドブロックで持続的に効果を付与可能